私達の町−尾張旭市


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おわりあさひ 。愛知県北西部,濃尾平野の東部にあり,名古屋市と隣接する住宅都市。1970年旭町が市制,改称。人口7万0073(1995)。市南部の洪積台地には印場大塚古墳,長坂遺跡があり,北部の尾張丘陵には560haの県立森林公園が広がる。名鉄瀬戸線で名古屋市中心部まで約30分と交通の便がよく,丘陵地への住宅団地造成も進み,人口は95年現在,市制施行当時(3万4000人)の倍以上に増加した。瀬戸市と隣接するため,古くは窯業,土石製品製造業が産業の中心であったが,昭和40年代に工場誘致が進み,電気機器製造業に主役の座を譲り渡した。戦国時代の自衛武術といわれる〈棒の手〉は県の無形文化財に指定されている。         溝口 常俊(世界百科事典)