裏銀座ー烏帽子岳〜笠ヶ岳縦走
烏帽子岳2605m 野口五郎岳2924m
水晶岳2977m 鷲羽岳2924m
双六岳2860m 笠ヶ岳2897m

09/9/19(土)〜23(水)
 天気−晴れ〜雨
男性−3+1名 女性−3名

行程
9月19日(土) アプローチ 
  10:30 尾張旭発⇒15:30七倉山荘 着 宿泊
9月20日(日)
 6:30 七倉山荘発→7:10高瀬ダム→11:20烏帽子小屋着
 13:06烏帽子岳山頂→14:44烏帽子小屋 着 宿泊 
 9月21日(月)
  4:27小屋発→5:40三ツ岳→8:10野口五郎岳
  →10:10東沢乗越→11:10水晶小屋 着 昼食
  →11:45小屋発→12:27水晶岳→13:13小屋着
  14:00ワリモ分岐→15:07鷲羽岳→16:05 三俣山荘 着 泊
9月22日(火)
  5:10 三俣山荘発→6:10 三俣蓮華岳 朝食
  9:00双六山荘 発→ 10:29弓折岳→15:10笠ヶ岳山荘着→15:50山頂→16:00山荘着 宿泊
9月23日(水)
  5:30発→8:10杓子平→ 1:45 笠新道 登山口 着 →11:32新穂高登山口 昼食 入浴
  13:00 新穂高発 ⇒17:30 尾張旭着
高瀬ダムのトンネルと裏銀座登山口〜ここからスタート
北アルプス3大急登のブナ立尾根をのぼりきり烏帽子小屋へ
烏帽子岳はとっても形の良い山で天気も良く楽しみました。
烏帽子小屋からの夕日 20日   浅間山方面からの朝日 21日
野口五郎小屋と山頂ー AEカメラで露出オーバーの失敗です。<(_ _)>
東沢乗越から水晶小屋までの急登 みんな頑張りました。
黒岳・水晶岳からの360度展望をたのしみました。
しかし残りの長い行程を考え滞在時間短し
水晶小屋の彼方に槍穂高の壁が・・
鷲羽岳山頂までくれば三俣山荘までは1時間・・なんとか2日目をクリアー
三日目は小雨の中
弓折岳でkiyoziziとお別れました。
鏡平経由で新穂高温泉
バスと電車rで名古屋駅経由
尾張旭着は20時とか・・

1日中ガスの中の山行槍穂高は全くみえず。
ー唯一雷鳥との出会いが救いか?
笠ヶ岳山荘は小奇麗に改装されていました。
シルバーウイーク最終日の宿泊
当たり前の1人1組の寝具でしかも個室
ゆったり休みました。ーラッキー!!
笠ヶ岳まで完歩 バンザーイ!! (^_^)/
  
 
笠新道の下山も小雨の中
紅葉が始まっていました。
日差しがあればもっと鮮やかに!!

山に思う事−管理人

山行前に仲間から「そんなにエライのに何でのぼるや?」と言われ
 コレにはすこしへこんだ。 確かに山で時として
調子を崩し皆と同じように飲んだり食べたりはしゃいだり
出来なくなる私にとって山を登る事ってなんだ? 
今回の山行で改めて考えた。
○ 本格的な縦走は初体験 企画のSさんFさんに感謝
ブナ立尾根では大汗をかくー
いつもの様にバンダナは絞れる程だった。
この汗はどこから? 頭の髄液が干からびるのでは!
と思うほどだったが、烏帽子から山頂まで皆に遅れは
とったが何とか予定範囲内で行動できた。
夕食は良く覚えていない確か山菜の天ぷらがメインだった。
疲労が激しい時の早い夕食 (山小屋は5時頃)は美味しく
食べられない! ガンガン食べる人に
改めて敬服した。 しかし自分にとって夕日を見ながら
1カンのビールが美味しく飲めただけでも大満足だった。
この日はこれで大成功!!登った意味があった!

○ 烏帽子小屋から三俣山荘までの縦走
縦走中の黒岳(水晶)往復がこの日要だ。
朝食を弁当として出発。 これが自分にとっての鬼門。 
行動中にぱさつく海苔付きのオニギリは食べられない!
3個もらって1個しか食べられなかった。2個は結局下山後捨てた。
食べなければ、疲労する。悪循環になる。
大汗をかいての行動中に胸焼けや嘔吐感がでてくると食欲が無くなる。
カンパンやカロリーメイトを口に入れると水気が少ない口の内側に
パン粉をまぶしたようにくっついてどうにもならない。
胸焼けや嘔吐感がした時に牛乳をのむこれが今回確かに効果があった。
何とかシャリバテもせず黒岳往復も達成できた。
カメラを持ち上がっての写真も撮る事ができて大満足でした。
(三俣山荘の混雑には閉口したが、ラッキー2つ
混中空有りと
夕食は4回目で食欲満々!で手作りハンバーグを食べた。)
2人で1本のビールも美味しくて大成功の2日目を終了。
○ 笠新道下山と帰路
最終日 は山小屋でちゃんとした朝食をとれた。
これは有りがたい。 疲労回復と一日の元気の源を
しっかり摂れた。Oさんの元気も回復したようだ。
抜戸岳の分岐から杓子平まで始まったばかりの紅葉
ガスのなかであったが楽しめた。
今回の縦走も終盤、登りだったらさぞ苦しいと思われる急登を
Sさんの快適ペースで下ったいった。
林道出会で流れる清水の美味しさはまた格別
さらに下山後のビールの味は言うまでもない!!

○ 山を登るのは苦しい。
苦しくなったら立ち止まる。
止まればまた元気が出てくる。
元気がでればまた登る。
峠を越えれば苦しかったこと忘れ
楽しかった事が輝いてのこってくれる。
何処までも続く赤岳から稜線。
彼方に槍穂高!
振り返れば白馬も見える!
 紅葉の山肌を吹き上げる風はすでに秋をはこんでいた!
山仲間との交流もあった!
苦しさのあとにはこんなに素晴らしい事が待っていた!
やっぱり山はやめられない!
乾杯ビールもね! (^_^)v

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