南アルプス 光岳(2591m)
〜聖岳(3013m)縦走
09/8/7(金)〜9(日)
 天気−雨のち曇り時々晴れ
男性−4名 女性−3名 合計7名

行程
7日(金) 
3:30瀬戸市役所発⇒7:12易老渡着
7:40 易老渡発→16:30 光小屋着
8日(土) 
4:40 光小屋発 →5:00光岳
6:00 光小屋発 →8:21易老岳
→10:16希望峰 →11:17茶臼岳 昼食
11:35茶臼岳発→14:10上河内岳肩→
16:26聖平小屋着
9日(日)
5:05聖平小屋発→5:35薊畑分岐 5:45分岐発
→6:45小聖 →8:05聖岳 →8:30奥聖→
10:30薊畑分岐 →13:57西沢渡 林道
→14:35 聖光小屋 →15:00易老渡着
⇒ 18:30 中津川駅 夕食 恵那簡保の宿 入浴
⇒ 22:30 旭着
月明かりの雲海に浮かび上がる富士山 山小屋 消灯前 7日 19:18
光山頂は樹林帯でした。−8日 5:02
大阪コンクのヤギさんとkiyozizi 聖方面から日の出−8日 5:09 聖平へ出発−8日 5:56
光小屋近辺からのパノラマ−富士山以外同定に確信が持てないのが悲しい!!
        
茶臼小屋分岐から小屋までの水汲み 時間 7分は??? 水汲み班到着 12:29 トリカブト
タカネビランジ マツムシソウ ウスユキソウ
聖山頂 9日 8:05着
山行記 (感想)
○ 1日10時間以上 ○
南アルプスの真髄と言われるだけあって3日間とも
歩行10時間を超しました。 今まで経験した事がない
濃密な山行を楽しみました。

○ 雨 ○
今年の夏は梅雨明けが遅く明けてからも天候
が安定しなかった。 南に向けての
練習登山も何度中止になったことか。
結果恵那山の前宮コースを登って
1ヶ月が過て、殆どぶっつけ本番の山行に
体力不安があった。 
山行1日目は雨の山行になった。
途中からいきなり大雨となったが、その後は小康状態で
降ったり止んだりの雨の中を光小屋にたどり着いた。
2日目以降は程よい曇り 眺望もそれなり
、直射日光が無い分快適山行でした。

○ 光小屋&水汲み ○
小屋は小さいながらまだ新築の様だった。 
この小屋の食事提供
に対する「決まり」が厳しく門限と人数制限があった。
結果どちらもクリアー出来なかったため、
評判の夕食が頂けなかったのは残念でした。
今回の自炊はシンプルなα米(五目ご飯)と
インスタントみそ汁となった。
水汲みは元気の残っていたFちゃんkiyoziziが
やってくれました。往復20分程を駆け足で
行って「トラブル」も有ったようですがご苦労様
でした。ありがとうございました
おかげで食事もビールも大変美味しく頂きました。

○ 光岳 2591m○
二日目4:30に小屋から空荷で登った。
ほぼ平坦。山頂は樹林帯で東に少しの展望があった。
山頂に到達すると間もなく日の出がはじまった。
ガスの向こうに確かに太陽があった。

○ 易老岳 ○
易老岳へは2度通過したことになった。
眺望が無い樹林帯の山頂三角点は1度目
は見逃してしまった。 
標高の割に記憶に残らない山でした。

○ 茶臼岳&水汲み ○
水場まで7分の看板に偽りあり!
いや我々の足の実力不足か?
最初は代表が水汲みと思っていだが
私とUさんが残って5人が出かけた。
出かけて直後地図を確認すると
下り10分登り20分とあった。 
皆さんご苦労さん!! (^_^)v
私はお昼寝でした。 (^^)/~~~
でもやはり女性は強い。
往復20分で女性2人が 最初に
かけ上がってきました。

○ お花畑 ○
光の樹林帯から遠ざかり 茶臼岳から
聖平へ向かう稜線はお花畑の連続でした。

○ 聖平小屋 ○

門限めざし急ぐ余り小屋前T字路を通過してしまう
ハプニングも大事に至らず何とか16:30頃に到着しました。
手続きのFさん.Oさんご苦労様<(_ _)>
私達は食事までの時間で大阪のヤギさんとの
交流も出来て幸せな一時を過ごしました。
それに久々に山で美味しいビールを頂きました。
小屋の食事に出された豚汁は具だくさんで
うまかった!! 
山小屋着が遅いと消灯(20:00)までの
時間が結果短くなって楽しみが半減という事も
今回体験しました。

○ 聖岳 3013m ○
朝弁として小屋の大おにぎりをもってのスタート。
小聖から前聖までの急登では休憩をとり
ゆっくり登った。 ここで感じた事、南を目指す軟弱パーティ
はいない。 我がパーティをどんどん追い抜いていった。
前から奥までの尾根はチングルマの
お花畑をゆっくり楽しむ間もなく下山でした。
先が長〜い。

○ 薊畑分岐からの長〜い下り ○
長い下りを黙々と下った。
下っているといつも感じるのだが、どこかで同じような
下りがあったな・・ そう思う以外余裕が無くなってくる。 
足の指先が痛くなってきた。 今回の
山行では隊列を崩す事は御法度で
私の後ろで屈強!!??な女性が二人
軟弱な私をサポートしてくれた。
(おかげで忘れ物をしなかった。)
道脇の花「カニコウモリ」・・がどうのこうの・・
まだ花を楽しむ余裕がある様子だった。
長い急降下の終点が西沢渡で沢を渡って林道歩き。
ここでは日本縦断のkiyoziziの歩きが光った。
皆をどんどん引っ張てコースタイムを短縮
易老度へ目標通り到着となった。

○ 帰路 渋滞 ○
下山後、入浴でさっぱりしたい!!
平地の食事がしたい!!
中津川19:41の電車に間に合いたい!!
この条件で頑張って車を走らせたが、
飯田ICを入ると即渋滞、恵那山トンネルを抜けるまで
ノロノロ運転だった。
中津川駅前の銭湯も日曜休みで
結果 ヤギさんと入浴我慢して駅前で食事となった。
麦茶が美味しかった事。

○ 夏山 大汗 ○
苦手な夏山の汗対策が見えてきた。
熱い下界からの急登で大汗をかく人は
(私であるが)その後急速に疲労してしまう。
その対策が少しわかった。
@ 入山前に水分補給(500以上)
A 行動開始から1時間以内は乾きを
感ずる以前にどんどん飲む。
B ”水あたり”に成らぬよう”正露丸”1粒
定期的に飲む。
C 喉の渇きで食事がまずい時もパン半分
オニギリ一口でも食べる。
E 嘔吐 は事前に牛乳をのんで抑える事ができた。
体力有る人はこんな必要はないでしょうが・・!!

○ 感謝 ○
前回の南 荒川を途中断念した事も有って
南はダメかも?と覚悟していたが
縦走を楽しめて本当に感謝です。
山の楽しさを初心に返って味わう事ができました。
山であれほど美味しいビール飲んだのは何時
以来だろう・・

山の仲間本当にありがとう!!
by YA
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