下見興行
06/6/3(土)〜4(日)
苗場山2145m
 天気-晴
単独行

山行記
 今回の山行は単独行となりました。 夏の興行に登山口くらいは
 確認しとかねばと思い立ち皆さんに呼びかけましたが、
 遠い山行なかなか同行者はいません。
400kmの爆走
   アプローチは長い。今回の下見の目的でもあったが
  東海環状品野ICから中央道−長野道−上信越道−関越道と乗り継ぎ
  越後湯沢ICまで400kmをこしました。pm6:45発am0:30湯沢温泉
  で道しるべの駅着です。往復では1000km近くになりました。
 道しるべの駅
  ここは偶然発見!登山口手前で仮眠出来る所は?と思いつつ走っていると、
 突然トラックが数台泊まっている大きな駐車場を発見。急停車して、夜のこと
 良く分からないが、駐車可能と判断。照明の少ない暗いところを探しそこで車中泊を
 決断。 ワゴン車の後ろに移動。回りをサンシェードで囲み外からの視線を防ぎ
 寝袋で寝た。 荷台は少し固いが家の煎餅布団と余りかわらないや!と寝たが
 どうしても眠りは浅くひょっとしてここは、運送会社のトラックターミナルでは?等と
 思って、途中たたき起こされるのではとか思いがかけめぐる。
 目が覚めると少し明るくなっていた。3時間ほど寝たようだった。 夏至に近い
 今時。4時を過ぎれば、明るくなっていた。登山口へスタート。
知らぬが仏
  カーナビのおかげで、みつまたスキー場へは迷わず到着。しかし目的池は神楽
 三俣スキー場の登山口だった。再度目的地を入力スタート。少し戻る形で別荘地の
 中を抜け、いつもの狭い林道となった。何度もヘアピンカーブをぬけるて、途中
 2組ほどの渓流釣りの人に道をたずねた。登るにつれて、道の両脇は1m程の積雪
 中央にも雪の固まりが有るのを乗り越え登った。もう少しでPかと思うところで
 先客の車発見。スリップで立ち往生。塞ぐスノーモビルをどかしたり、後ろから車
 を押したりと、やっと通過したものの、その先は除雪されておらず、1m程の雪で
 行く手を塞がれた。 あきらめて少し戻った所でスペースをさがし駐車した。
 これは後から知った事だか、その日はまだ山開きされておらず、その林道も進入
 禁止だった様子であった。 スノーモービルもわざと道を塞ぐかたちで置いてあった
 ようだ。 帰りにすれ違ったパーティがサンザン怒られてた話を聞いた。
 本当に”知らぬが仏”であった。
 もう一つ、知らぬが・・先客の車から見える小陰で用足し! 見られてた!!(@_@) 
 シラネアオイ              
  登山道は最初から、不明。先頭で入る勇気は無いので、しばらく車の中で待機。
 6:00に近くなると先ほどのパーティが出発。私もその後に出発した。
 和田小屋から、リフト終点までまだ残雪のゲレンデを登った。今回軽アイゼンを
 持ってきたので、道具は使おうと装着したが、この時大事な忘れものに気がついた。
 コンビニのお握りと、パンだった。 でも非常食が有るので続行とした。
 アイゼンは急登では余り役に立たない事、 トラバースでは安定感がある事
 がっわかった。祓川コースから小松原コースへの 分岐あたりから苗場山への
 尾根コースが見えてきた。雪で神楽が峰の標識は 知らぬ内に通過してしまったが、
 ピークから苗場山を見ると、先は雪解けが進んで夏道が現れているようだ。
 アイゼンを外して鞍部へ下る 途中水場の雷清水で一休み。
 雪解けの進んだ鞍部はシラネアオイが満開。ピンクシャクナゲもまだ残っていた。
 鞍部から山頂へは20分のコースタイムだがこのころから昨夜からの強行軍、
 寝不足 の為体調不十分でペースがおちた。やっとの思いで登りきるとそこから、
 一転 視界が開け山頂小屋までは平坦な雪道が続いていた。
 山頂小屋のあたりはまだ雪が1m以上積もっていたが緩やかに下った南斜面は
 雪解けが進んで”田圃”が現れている様子だった。下見だからここも確認したかった
 のだが。 体力回復の為昼寝タイムとした。
 雪の中の遊仙閣         
  山頂の2つの小屋でヒュッテの方が営業を始めたばかりの様子だった。
  顔や腕がじりじり焼ける様な強い日差しの中小屋の前のテーブルベンチで昼寝。
  いつの間にか1時間経過。出来るだけの水分補給と非常食を一口食べて
  下山開始した。
雪の中の神々の田圃       
 山頂は遊仙閣のすぐ北。山スキーの3人組に写真を撮ってもらった。
 雪解けが進んで花も咲いてるだろう南の田圃を横目に下山。、
スキー場
  雷清水で会った2人パーティの情報でスノーモビルの和田小屋の主人らしき人
  に会ったら気おつけろ!ということで。和田小屋の前やリフトの整備人やスキーヤ
  にも目を合わさずの必死の下山だった。ゲレンデの雪はこの時期でも結構締
  まっていて下りの足が滑って踏ん張れない状況だった。雪解けの進んだゲレンデ
  は、フキノトウが一面に芽をだしていた。
忘れ物 
 そんなわけで、車の止まっている所へ到着して、 車にリュックなどの
 荷物を放り込み登山靴のままの出発だ。しばらく下った所で支度した。
 この時、もう少し確認すれば取り返しがついたのだが、アイゼンを忘れた!(;_(/_;)
 (今回の忘れもの−アイゼン・弁当・薬・サングラス・洗面具)
 (出会ったパーティ 単独×1−夫婦×2−男2組×1−男3人×2 スキーヤ少々)
民宿さつき
 本番の予約先は突然の宿泊は不可。(おじさんが出てきて今日は料理を作る人
 がいないからワシの料理になってしまうとか・・)この時期スキー場の民宿は
 対応出来ないのだろうとあきらめ、湯沢町観光協会に電話。民宿さつきを紹介
 してもらった。 越後湯沢駅東口近くで便利なところだった。商店街がある。
 料理は山菜料理 中心で天ぷら、味噌和え、焼き肉、焼き魚、刺身、かにの
 みそ汁など食べきれない程、朝も十分すぎる料理で大満足だった。7000円
 本番の2日目の宿泊池を変更しても良いほどだと思ってしまった。
 (とりあえず仮の話をしておいた。)
越後湯沢の駅
 新幹線も止まる越後湯沢の繁華街を散策した。といっても朝6:30〜7:00
 東口の商店街、スキーのシーズンは若者で溢れているのだろうか?でもやはり
 どことなく、ゆったり時間の流れる地方の繁華街といった趣の町であった。
 朝の散策は土産物探しであったが、早朝のこと皆closeで、最後は駅の構内を
 探すと、1件だけ」やっていた。笹団子を買った。
 7:00ころさつきに戻ってまた十分過ぎる程の朝食をいただき、8:00ころに
 谷川岳へむかった。
谷川岳ロープウエー
 越後湯沢ICから乗り直ぐ次のICが水上である。 ここで谷川岳ロープウエー
 乗車口を確認した。 9:00」ころ到着であったが、日曜日のこと、軽登山の格好
 のお客が乗車口へ向かっていた。登山と言うよりハイキングと言った感じであった。
 時間的に余裕もあって、天神平まで ロ−プウエーで登って見たかったのですが、
 出費が多そうで駐車代500を払って 次の目的地民宿まにわにむかった。
 ロープウエ^から15分程度。 主要道路から直ぐでわかりやすい民宿だった。
 女将さんも若くシャキシャキした感じの人であった。 
 予約の確認をして帰路についた。
山行記録
 アプローチ
 6/2(金)
 18:45旭発→18:12飯田IC下車−乗車→8:33駒ヶ岳SA夕食→21:00岡谷JC
 11:23藤岡Pオアシス→0:25湯沢IC→0:40道しるべの駅 仮眠
 6/3(土)4:00発→5:13登山口林道へ駐車
 登山 
 6:00発→6:16スキー場トイレ前→6:41和田小屋前→7:38リフト終点
 休憩7:53発→9:00分岐→9:21神楽ガ峰−雷清水9:45発→11:00山頂小屋
 12:10発→13:10雷清水→13:40神楽が峰→14:42リフト終点→車15:32
 民宿さつき17:00
帰路
 8:00発→8:33水上IC→8:57谷川岳ロープウエーP9:10発→9:35まにわ発
 10:17赤城高原SA発→春日井IC14:42→16:00旭着  

 精算 
  単独山行は高くつきます。
  交通費 高速代 瀬戸品野→飯田  1450 (通勤割引50%)
             飯田   →湯沢  5450 (深夜割引30%)
             湯沢   →水上   650 (通勤割引50%)
             水上   →春日井 8650
  ガソリン代                 13000
  駐車場料金                  500
  宿泊                     7000
  合計==36700
左−リフト降車口−右−和田小屋      雷清水
ホームへ