九州の山旅−山行記 by yuku 5/27(金) ○長期と短期 今回の九州の山旅は、空の旅 セントレア見物 初めての九州本土の山等期待一杯で始まりました。 それにNさんのお遍路仲間ころ窓のみなさん (神奈川県のアルツさん、よいこさん、九州のけんさん) と一緒の山旅で尾張旭山と温泉を愛する会の広がりも楽しみな山行になりました。 また我々現役組は休日をやりくりした短期4日の日程、余禄の有る長期組は8泊9日で 九州の名山を1度に総ナメする日程計画でした。(^_^)v 短期は中部と羽田から大分空港経由でけんさんの車、 長期組は大阪南港からフェリーを使いkさんの車で九州縦断の旅でした。 2車は計画通り道の駅湯布院で集合し昼食の買い出しで出発しました。 ○長者原〜平治岳〜法華温泉 長者原駐車場へは12時少し前に到着。腹ごしらえをして登りはじめた。 登りはじめは深い林の中、花たちのお出迎えでした。 中部では余り見ないイワカガミの大きな株が至るところにありって 自然の力強さを感じました。急登を登り切ると坊ガツルの平坦な原っぱにでました。 遠くに法華温泉の屋根が見える分岐からキャンプ場へ向かい トイレ休憩後荷物を下ろしミヤマキリシマの平治岳へ向かった。 平治岳はヒイジダケとよみます。(わたしにはヒジと聞こえる) 大戸越の峠までは眺望の無い森の中、尾根から頂上までは、両側がミヤマキリシマの道。 樹木が元気で道を塞ぐ、素肌の両腕はスリキズだらけ、自然が豊かで樹木が生い茂れば 登山道は塞がれ結果として山人には厳しい事になる。これが自然だと実感しつつ登った。 写真を撮りながらヤブコギのようにミヤマキリシマでピンクに染まった山肌を登る。 頂上はピークを一つ越えた所。余り広く無い頂上で記念撮影後下山開始。 日の長い春とはいえ17:00を過ぎて少し冷えてきた。峠で断念の我が妻をつれ 急ぎ足で下山し法華温泉へむかった。 法華温泉はシーズンにも関わらず個室でゆったり。平日だから良かったようだ。 食後に温泉、少々暗い温泉で湯もぬるめだった。 ○初めての夜 食事、入浴で少し落ち着いて男性部屋に集合。 Tさんの仕切りで自己紹介がはじまった。中でも ころ窓メンバーの今年3月フルマラソン完走のよいこさんの元気さに皆さん感嘆! 背筋が伸び今でも20代の姿勢、体型を維持されているようだ。 それに比べてて2キロダイエットも本当?!(-_-;)明日が心配!だった。(我が妻) 5/28(土) 法華温泉〜久住山〜中岳〜長者原 ○2日目も晴天 温泉前で記念撮影後鉾立峠へむかった。 峠で一服後、大船山を後ろに見て健脚組の後をゆっくり登った。 白口岳、 稲星山を通過し分岐で1人脱落。 荷物を置いての久住山ピストン。戻ると我が妻は歩き始め石小屋着いていた。 ここで弁当タイム。けんさんの暖かい紅茶は最高。重い水とガスご苦労さん!!でした。 九州最高峰、中岳へ登るにあたり2組に分かれる。 エリート組!?はここに荷物を置き帰りに御池を回る楽ちんコースだった。 中岳の山頂は意外と近く我妻も山頂写真のメンバーとなる事ができた。 中岳から見るピンクに染まった平治岳は見事だった。 後ろの由布岳、眼下の坊ガツルをいれて平治岳を撮った。 (これが私としては今回の一番の写真になった。(^_-)) ○エリート組 下りはエリート組は頑張ったが、池の回りが以外と歩きにくい(アルツさん)為 敗北となったようだ。私は約束どおり天狗が城の望遠写真を撮り後を追った。 頂上写真はけんさんと、よい子さん、kさんは確認できた。 分岐でトイレ休憩後はガレ場の下り、下りきると砂浜の様な北千里浜。 左手に硫黄山の白いガスを見ながら足早にいった。 ここから最後の登りで諏蛾守越まで。峠には立派な避難小屋。 噴火の時の厳しさを感じる作りだった。 長いガレ場のあと長い落石危険の林道、道路工事現場を過ぎたあたりから 林道を別れ再び歩きやすい登山道を下った。 指山の麓を回る林道は木陰の中、しばらく歩くと駐車場へついた。 ○あこがれの黒川温泉 黒川温泉に近づくに従い札をもった温泉客がちらほら見られた。 立ち寄りではあるがけんさんおすすめの黒川温泉 山みず木に入浴。 温泉500円受付は茶房 井野屋だ。 男性の露天は混浴のみ?ウロウロしたものの 無ければ仕方なしと決意も戸惑いながら、入ると なんと若い女性が入浴していているでは!(@_@) 九州の女性は度胸があるな〜!(^^)!と関心・・ 油温は少し高くカラスの行水で短時間で上がった。 入浴後はたまらず一杯!カンBは絶品でした。コレは内緒ですが・・ ○ 小田温泉 民宿きらく 黒川温泉から小田温泉は10分程度の近さだった。 民宿きらくはこぢんまりした浴場が4カ所あった。表札によって専用風呂となるものだ。 食事は山菜を中心の十分すぎる料理で満足。馬刺し、赤牛も堪能した。 男性部屋は6人で2部屋続きのゆったり空間。 ここでも10時すぎまで打ち合わせ歓談した。 5/29(日) ○阿蘇登山 赤牛が放牧された広々とした高原の道を仙酔峡へ。 けんさんの計らいで大観峰へ足を伸ばし阿蘇のパノラマを楽しんだ。 途中弁当を買い出しして仏舎利塔が目印の仙酔峡ロープウエー乗り場へむかった。 登山口では地元のテント露天が並んでいた。帰りには美味しい牛乳を飲もうと歩き出す。 登山道は直ぐに急な勾配になった。ペースダウンを必要な我が夫婦は別行動となった。 ゆっくり行けばと言われてたが、さらにゆっくりで2時間半かかってしまった。 登山道はガレ場ではあるが足下はしっかりしていた。小石が溶岩で固まっているようだ。 やっと登りきると健脚組はすでに高岳をピストンしたところだった。 うまく合流できて、けんさんの計画には時間に無駄がないと感心した。 この後根子岳方面へほとんど平なミヤマキリシマの道を行った。 ○根子岳 根子岳を見下ろす展望所で昼食。コンビニのおいなりが美味しい!!(^_^)v 昼食後は高岳をトラバースして中岳へ 一面のミヤマキリシマは盛りを過ぎていたが、ピンクは少し残っていた。 盛りの美しさが想像された。 高岳からの登山道に合流した尾根づたいの道は火山灰の滑りやすい道だった。 尾根道の先端と思われる所が中岳だった。 未だガスが上がる火口を見下ろす中岳は他の登山者はほとんどいない貸切状態だった。 ここからロープウエー客ら一般客展望所へ向かった急勾配、足下も火山灰で滑りやすい。 Oさんの腰が引けて、いる!念のためタオルを口に当てての下山だ。 しかし思ったより早く一般客展望所へ到着した。 展望所あたりには突然の噴火時に備えるのか石造りの避難小屋がいくつもあった。 今も活動する火山の厳しさを思わせた。 最後は時間短縮のためロープウエーを使った。ラクチンラクチン(^o^)750円 5/30(月) ○熊本観光〜帰路へ 長期組の出発を見送り、宿で阿蘇の夜明けを楽しみながら朝食をゆったり摂った後出発。 阿蘇観光の前に怪我治療の為急遽整形外科へ立ち寄った。 その後近辺の水源公園巡り。広大な阿蘇山麓は湧き水が多いようだ。 高森湧水公園のウヲータパールは興味深い。 噴水の水玉が止まったり、 逆にさかのぼったりして見える水のオブジェだった。 阿蘇の火口を昨日とは反対から見ようとしたが、ガスのため入山禁止となっていた。 昼食は火の国ラーメン、500円。白い牛乳の様な豚骨スープだがさっぱりしていた。 熊本市内では、水前寺公園、熊本城とkさんの計らいで1日充分楽しんで帰路へついた。 !!!みなさんご苦労様でした。 kさんありがとうございました。!!! |