第65回-槍ヶ岳
3180m
01/8/3~4 晴一時雨






参加者名=6名

山行記録
8/4(金)
 6:25-新穂高発
 7:30-わさび平小屋 
 9:07-秩父沢分岐
11:30-鏡平小屋
12:30-小屋発
15:00-双六小屋着: 泊 
8/6(土)
 5:30-小屋発
 8:40-千丈乗越
 9:45-槍ヶ岳山荘
10:30槍ヶ岳山頂
11:00-12:00昼食
12:25 下山開始
14:15 槍平小屋
15:10 滝沢
18:00 新穂高着 
  



イワギキョウ



キヌガサソウ



ミヤマウスユキソウ



ミヤマナデシコ



イワツメクサ ミヤマオダマキ



トリカブト




 
槍ヶ岳
8/2(木)
7:10 尾張旭市 城山公園発
11:00 新穂高温泉―駐車場着
-駐車場でテント泊-
 今回の槍ヶ岳は当会久々の3日間の長期?計画になりました。
 しかも、前日出発のテント泊です。
 駐車場に到着して直ぐテントを張りKさん家で採れたスイカを
 ご馳走になり12時近くの就寝となりました。
 初めてのテントで興奮したり蒲田川の音が少し気になったりで、
 熟睡とまで行かない人数人でしたが..
 休息十分、気持良く目覚めました。
 見上げる空も快晴、峰も朝焼けで染まって絶好の登山日よりです。
 簡単な朝食を済ませ出発の準備を始めました。
-駐車場で失敗-
 ここで気になることが発覚!
 この時間になっても駐車場に他の車が来ません。
 温泉宿の人に訊ねると、なんと時間制の料金で1日
 2400円になってしまうとの事。
 以前新穂高温泉の駐車場は、1日500円でした。
 高くなったな!
 あわてて 1km程下の町営無料駐車場へ停めました。
 やはりここは満杯状態でしたが幸い空きスペースを見つけ
 る事ができました。
8/3(金)
6:25 新穂高―登山口発
-忘れ物-
予定より25分程遅れの登山開始。
 バスターミナルの橋を渡り左俣谷に沿ったダラダラ坂の林道を、
 ブナの大木の木陰でひんやりとした空気を感じ快適に登っていきました。
 途中笠ヶ岳への分岐を過ぎるとまもなく、わさび平小屋に着きました。
 小屋の前の丸太のイスで一休みしました。
 ここまで約1時間、予定通りでした。
 7:34 わさび平小屋―小池新道
 わさび平を出発後、T女史の忘れ物が見つかり、小屋まで引き返しました。
 その間私たちは、ユックリとその場で写真を撮ったりして待っていました。
 この忘れ物"麦わら帽子"は次の日西鎌尾根で風に飛ばされてしまいました。
 そのほか、今回登山靴を忘れたり、手ぬぐいを置き忘れたり、やっぱり中高年??
9:07 秩父沢
-崖崩れ-
 わさび平をすぎると間もなく山道(小池新道)に入ります。
 山道の入り口、川の左岸の道は崖崩れの為、右に迂回路が作ってありました。
 迂回路を行く途中。「ガラガラ!!カラカラ!」と雷の様な音で大岩が転げ落ちるのを
 目撃。"あんなのに直撃されたれ大変だね!"と言いながら、河原の大石の間を登って
 行きます。 かなり登っても時々崖崩れの音が後方でします。余り気持ちの良い もの
 ではありませんでした。
 しだいに日差しも強くなりタオルも汗でグッショリ。
 秩父沢に着いて沢の水でタオルを冷やし顔と頭を冷やしました。
 この後さらに本格的な山道が続き、快調に先頭を行くO女史のペースもダウン。
 余裕シャクシャクのN氏が先頭を行く事になりました。
10:30 鏡平分岐点
11:30 鏡平 昼食
-かき氷-
 分岐からしばらくは等高線沿いに登る感じでなだらかに登っていきました。
 キヌガサソウの咲く湿地を過ぎ一登りで鏡平小屋着です。
 ここまで約4時間、疲れも相当、昼食の大休憩をとりました。
 小生も甚だ疲れ、力水ならぬ、小屋の力かき氷をいただきました。
 300円也・・
12:30 鏡平発
-きつい!ふらふら!-
 鏡平からの尾根までの登りは、キツイ!
 天気が良ければ、槍ヶ岳が見えるはず。
 でも振り返る余裕もなく必死の思いで登る。笠ヶ岳の分岐を過ぎ尾根道へ。
 途中は高山植物の群生。雪渓も所々にみられ涼しい風がふく。
 時々ガスが切れて太陽が顔を出すとカナリ暑い。麦藁帽子を早速かぶる。
 そんなことをしながら尾根道のアップダウンを行くが、それがダンダン
 身に堪えてきた。ふらふらになってきた。"以前の時もそうだったな"
 と思い。皆に先に行ってもらい。お花畑で麦藁帽子を顔に少し昼寝。
 しばらくすると少し元気が出てトリカブトの写真を撮ったりしてしつこい
 尾根のアップダウンを小屋へ向かって行く。でも小屋が見えてから結構長い。
 いいかげん閉口してると小屋からお迎えが・・
 軟弱な私は助け舟に甘んじてやっと小屋のテラスに到着。
 仲間に送れる事30分近く・・しんどかったな!!(>_<)
15:00~25 双六小屋着
-ふかふかの布団-
 テラスでは一足先に宴会が始まっていました。
 わたしも、ビールをまず1本と・・
 この1本で僕の今日の調子が決まると、言いつつ・・
 一口"おいしい!!(^_^)/"この日はビールを2本も飲む事ができ
 、さらにこの時期ラッキーな一人1枚のフカフカ布団でやすむ事が出来て
 本当に幸せな1日目となりました。
山行2日目
8/6(土)
 5:30-双六小屋発
 小屋の朝は早い。 御来光組が起き出した後

 朝食一番のりめざし4:30前から並ぶ。
 出発は5:30と決め朝食後身支度する。
 皆そろって小屋の前で記念写真 
 この時点で槍ヶ岳ッ着11:00頃 渋滞で槍の穂は断念?
 の事もあると話すとNさんは今回初めて、体力に余裕も有るため
 先に行ってもらう事とした。
 樅沢岳をぐんぐん登るNさんの後から私達も登る。
 登りきった後はなだらかなアップダウンが続く。
 ウスユキソウやイワキキョウと高山植物名前を聞いては忘れ
 花一杯の尾根道いきます。
 歩く先に時々遠くにガスがかかた槍がみえる。
 それが次第に大きく近づいたて、左には硫黄尾根を、

 みぎには昨日の鏡平小屋がみえる。
 Tさんの麦わら帽子が飛んだ
 遠くに見えた槍も間近に
 8:40-千丈乗越
 一気の登り
 若い学生が20kg以上のリックであえいでいる。
 荷の軽い分私たちは比較的快調にのぼる事ができた。
9:45-槍ヶ岳山荘
 山荘のテラスはまだそんなに混雑はしてない
 槍の穂はガスで見えないが、渋滞はなさそう
 チャンス!先立ちのNはまだ穂にとりついてる様子。
 登りは梯子、鎖で雨では厳しそう。
 頂上直前の梯子ははさすがに渋滞。
 下る人を待って登った。

 頂上は10畳ほどの広さで下も回りもガスで何も見えない。
 記念の写真をとり皆満足!。
 一瞬肩の山荘が見えるだけで、今日は晴れそうにない。
 あきらめて下山。
 昼食時になってお腹もそろそろ空いてきた。
 テント場を過ぎるあたりまで下って大喰岳の稜線を
 ながめながら昼食
 山荘の弁当と自販機の500円のビールがやけに美味しい。
 私のも皆の体調も良さそう
 そこで提案-「今日は槍平山荘をパスして一気に新穂高まで下 りまょう」と
 皆賛成で
 圏内で携帯通じて旭のSさんに小屋のキャンセルをお願いすると。
 びっくり情報-夏祭りで公園に止めた車が大変トラブルをおこしていた事が判明。
 でもSさんの機転で何とかなった様子。感謝感謝でした。
12:25 下山開始
 飛騨沢までのお花畑は見事ゆっくりしたい。
 でも駆け足のように下っていく。
 途中”ゴロゴロ”-雷-雨まで

 雨具を中途半端にしたらびしょぬれ!
 久しぶりに靴の中まで水浸しです。
14:15槍平
 宿泊キャンセルで肩身狭く休憩
 このころ雨も上がってきた。
 沢の増水も気がかりでさらに歩くスピードが上がる。
15:10
 滝谷避難小屋
 手前の沢で休憩、幸い増水はしていない。
 このあたりからさすがに皆口数も減って黙々と歩く。
14:30白出沢出合
 林道にでて少し歩き易いと思ったのもつかの間
 しばらくすると単調な下りに足が重い。
 ”もう少し?”と”後30分だよ”が実際は2時間
 この林道が長いかった!ほんとうに長くロープウエーが見えてやっと到着。
 よく頑張った自分を「誉めてやりたい!」と皆・・
 歩行時間10時間近くでした。
18:00
 新穂高バスターミナルでは
 観光案内へ滑り込み。紹介された温泉宿は結構アタリ!
 混浴もある宝岳館12000+税で少し高めでしたが
 飛び込みでは贅沢いえません。
 がんばってくだったおかげで
 浴衣でゆっくり!温泉も楽しめて
 うまいビールも飲めて満足満足
 ほんとうに楽しい山dした。
 混浴に入ったか?て・・ もちろん女性陣も入った様子ですよ。(*^_^*)!(^^)!(@_@)
8/5
 涼しいやまに名残も
 平湯温泉でゆっくりじっくり買い物
 15:00には旭に到着しました。

来年はどこ? 雲ノ平・・ 
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