30年数年ぶりの雨乞岳
今年最後の興行は参加者16名,最も参加者が多くしかも快晴,申し分のない興行となった。
武平峠のトンネルを抜けて滋賀県側の登山口から歩き始める。
気候良し,道勾配良し,獣道を踏み固めたような登山道がまた良い。
沢を幾つも渡る,徒渉用の置石の間に浮かんでいる枯葉に足を突っ込んでドボーン。
本物の獣道が登山コースを横断している。
アア山だ!山道を歩いている!これほどに山を感じさせてくれた山が有っただろうか。
この気分の良さ,メンバー誰もが感じたのではないか。
山登りが初めての人も,いつもは首に縄をくくりつけて引き上げないと
頂上に上がれないかった人も全員が自力で頂上に上がれた。
360度の東峰での展望,デンと座った琵琶湖・雪を被った山・サンサンと降り注ぐ太陽、
そこで飲むウイスキーの味は格別にうまかった。
まだ山間バスがいたる所で走っていた頃,水晶谷から笹を掻き分け一人で登った雨乞岳、
あれは何だったのだろう,山が其処に有るから登った,ただ其れだけだった気がする、
思い出すのは笹原だけである。そんな事を思っていたとき突然,
七人山のコルのコルとは何でしょうかと聞かれる。
あそこってどうなっていたかな?確か峠のような気がした
「尾根にある峠のようなところ,峠です」といったが何かすっきりしない。
サウスコル:サウスコル下りの道々考える。
そうだ鞍部だ、今度会ったら訂正しておこう。
by sk |